新銀行東京と他の銀行との関係

新銀行東京と他の銀行との関係は、正直言って仲の良い状態ではありません。新銀行東京が設立されるときの経緯もあり、メガバンクや地方銀行などが所属している業界団体「全国銀行協会」の役員から非難や反発を受けたこともありました。そのため新銀行東京は全国銀行協会の会員とはなっていません。

また、ATMも地方銀行やメガバンクが共通で利用しているサービスであるMICS(全国キャッシュサービス)には接続できていない現状です。手数料さえ払えば他行のATMも利用できることが一般的ですが、それすらできないというデメリットが生じているのです。ATMといえば、自前で設置したATMを、事業縮小と経営合理化のために廃止し、すべて撤去している有様ですから、それでいてMICSに加入できないのは非常に辛いところでもあります。

それでも最近では新興勢力と言える「セブン銀行」との連携を図っています。セブン銀行のATMと新銀行東京のATMが事実上統合し、新銀行東京がセブン銀行からATMを借りるような形で自前設置のATMを撤去したデメリットを補おうとしています。

また、新銀行東京の口座に対応するATMは、セブン銀行の他、ゆうちょ銀行やみずほ銀行、新銀行東京のオンラインシステムと直接接続されている一部信用金庫となっています。みずほ銀行を経由してイオン銀行ATMの利用も平成25年12月から対応できるようになりました。既存の地方銀行やメガバンクとの関係は相変わらずですが、新興勢力たる銀行との関係は今後も強化されていくのではないでしょうか。